腹吐き型嘔吐→憩室炎→鉄分吸収低下→鉄欠乏性貧血
男性における鉄欠乏症の原因は、腸管からの出血(生理がないからね)
鉄は細胞の活動および酸素利用に不可欠である。
特に男性における鉄欠乏症の原因は、
腸管からの出血(つまり、消化性潰瘍、憩室症)または悪性腫瘍である。
吸収不良を生じ、鉄欠乏に陥ることがある。
■腹吐き→お腹に圧力→憩室炎
りきむと腸内に圧力がかかる⇒腸壁の弱い部分に凹みが出来てポケットのようになる
このポケットのような凹みは「大腸憩室」というもの。
一度出来た憩室は無くならない
(医療・おおたわ先生)
腸管の内圧の上昇に伴い、大腸壁の筋肉層の弱い部分(たとえば血管など)が腸壁を貫き、
筋層が弱くなっている部分から粘膜が脱出して憩室が生じると考えられています。
では、どうして大腸の内圧が上昇するのか。ここに、食生活が関わってきます。
食生活の欧米化により肉食が増え、食物線維の摂取量が減少したため、便秘や腸管のれん縮が強くなり、結果として内圧が上昇すると考えられています。
腹吐きをするというのは胃腸あたりを押しながらやるので、当然、
便器で踏ん張るよりも強力な圧力が腹内にかかる。
そして、一度出来たら、死ぬまで残る。さらには食事内容もデタラメなので便秘。
もしかしたら、憩室炎もフェリチン、血清鉄、UIBCあたりが改善されていかない大きな理由なのかもしれない。
■憩室炎概要
便秘気味でもないのにコロコロウンチが出るという場合⇒大腸憩室が原因の恐れ
ここに溜まった便がコロコロウンチとして出る。大きさは5mm〜2cm程度
便秘症の人はウエイトトレーニングをやる人は憩室が出来やすい
気張らずに便を出した方が腸への負担は少ない
憩室自体は悪性のものではなく、憩室の出来ている人は沢山いる
まれに憩室に雑菌が湧き、憩室炎を引き起こすと痛みと熱が出る、確率は低い
■貧血・倦怠感(←鉄の吸収障害)
女性の慢性疲労の症状、だるい、しんどい、疲れやすいなどの原因のほとんどに、鉄欠乏が深く関係しています。
やせ型でなかなか太れないという方、とくに女性の場合、鉄欠乏性貧血、または潜在性鉄欠乏が原因になっていることは多いものです。
そもそも消化吸収になんらかの問題があり、鉄の吸収が不十分であること、女性の場合、月経血で失われることがその理由です。
鉄は赤血球に含まれるヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶというのがもっとも大きな働きであり、貧血では酸素が不足するため、疲労が起こります。
しかし、貧血になる前の潜在性鉄欠乏の段階でも、鉄そのものがエネルギー産生に関わっているため、疲労の症状が起こります。