拒食症状態の人にとっての”見た目”とは何なのか？？
■拒食症状態を続けている人＝痩せてる人のローモデル？？
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デコルテの部分は若さが感じられないし、なにより、肌にみずみずしさが
全く感じられない。
拒食症の人は、見た目を気にしているけれど、症状に陥っている人たちにとって、
「見た目」とは何を指すのだろうか？
女性としての美しさ、という意味での見た目について、拒食症の人たちはむしろ、全然気にしていないのではないだろか？？
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この方を見て思うのは、もしかすると、拒食症の人たちが目指しているのは、
洋服屋さんにあるマネキン、なのかもしれないと思った。
肌の張りも無く、個性も無く、ただただ、細く小さくありたいだけという症状に陥っているのかもしれない。
じゃあ、どうして、人間がマネキンになりたがるのだろう？
性的虐待という因子があったとすれば、自分からせいの対象となる要素をそぎ落とすために、徹底的に痩せるということはあるだろう。
それならば、納得は一応いく。
だけれども、もしも、その説明があてはまらない場合には、拒食症のいい見は「人間をやめたい＝生きていたくない」という悲鳴が、声に鳴らない代わりに身体が表現し、訴えているのかもしれない。
見た目（外側）でしか、自分を語れない時間が続くと、いつしか、人間の本質（中身・意思）は、贅肉と共にどこかに行ってしまって、生きている意味が分からなくなって、生きる意味が無いので、治療（食べる）を受ける意味を見出せずに、じわじわと見た目という数字の世界に住人になってしまうのかもしれない…。
