周りの人たちの速度に自分なりのプロセスを乱されない!!


■P.S 今年も摂食障害と闘っていくにあたって

去年も相変わらず最悪の一年だった。
晦日も元旦も、お盆もクリスマスも成人式も、病気が表面化してから、季節が自分の中からなくなってしまっているから、
もうずっと、区切りの無い生活は持続している。


だけれども、自分基準、自分の状態の底辺から比べれば、前進を感じられた年だった。大きな世界の事を思うと、自分の小ささが刺さって痛みが増すだけ。そいうときの座標軸は、社会ではなく自分自身に求めるくらいの甘やかしを自分に与えてあげてもいいかも。足下を掘ればそこに泉あり


■君とのディスタンス

年末年始は不安定になりやすい。

なぜなら、生産性のある活動をしている人たちとの距離が分かりやすい形で突きつけられる場面が増加するから。
悲しいけれど順調なライフステージを歩んでいる人たちと比べたところで何の勝ち目も無いし不安定さが増すだけ。そもそも比較でしか自分を保てないことも問題だ




■「年が変わったのにまだ進歩していない…」と焦るのは怖れ

「新年」という「形」をどう使うかも、心の姿勢の問題。「年が変わったのにまだ進歩していない…」と焦るのは怖れの姿勢。
自分のプロセスと、暦による新年は全く別の次元の話。新年という形は淡々と受けとめ、前年の自分をねぎらい、あくまでも自分のプロセスを尊重したい。



実はこういう現象は、新年よりも4月に多く見られる。
みんなが社会的に一歩進むとき、患者さんの多くが進歩しない自分に自虐的になる。人の活躍は衝撃。それだけの話であって、自分は自分のプロセスを歩めばよいだけ。自分のプロセスと暦は別個のもの。








■「健康は財産」という学びを持って道に戻っていけるかどうか

健康が宝だって不健康になる前に気づけた人は本当にラッキーだし、きっと豊かな人生を送ってらっしゃるのでしょう。自分の状態をしっかり把握できる能力を育むことができた人は成功者だと思っている。