栄養解析レポートのレポート その①











栄養解析レポートが送られて来た!待ってたぞ!!

自分の頭の整理がてら、ちょっと検査数値から分かることをちょうド素人の視点で
数値と数値が示すものの説明を交えながら書き綴っていきます。


















◇数値と数値の意味の提示












特に改善が必要な箇所







■血清アミラーゼ 145!(高すぎ)


過食嘔吐をする人は唾液線(アミラーゼを作るところです)が腫れるそうで、
アミラーゼ値はやや高値です。


唾液アミラーゼ(唾液中の消化酵素)の値が高くなっていました。
過食症状のある人によく見られる現象です。


過食をして唾液が次々と分泌されるので
血液中のアミラーゼの値が高くなってしまうのです。


唾液腺の一つである耳下腺炎や、不安にさせては申し訳ないのですが、
肺や卵巣、卵管の腫瘍や、悪性中皮腫などでもアミラーゼは高くなるそうです。





コリンエステラーゼ(ChE) 239(低すぎ)

基準値:男性 250〜500U/L


検査結果の判定:
コリンエステラーゼ(ChE)は肝臓で産生されているので、
ChE値が基準値を下回っている場合は、急性・慢性肝炎、劇症肝炎などが疑われ、
著しく低いときは肝硬変や転移性肝がんが疑われます。


コリンエステラーゼ(ChE)を調べると何がわかるのか?

コリンエステラーゼアルブミンと同様に肝臓だけで産生されているので、
両者の値はほぼ平行して変動します。
アルブミンが基準値内だとしても、それはタンパク質不足の血液濃縮にマスクされている可能性。
 つまり、血液濃縮におけるアルブミン正常値みせかけをホドく重要数値になるのかも)



コリンエステラーゼは、ほかの肝機能検査に比べていち早く異常値を示すので、
これらの検査値とあわせてみることによって、肝臓の障害されている程度がわかります。


コリンエステラーゼは肝臓で合成される酵素で血液を循環します。
タンパク質を作り出す肝臓の能力の指標になります。
(低いのはタンパク質不足。
 だからアルブミンアルブミンの発信者としてのメチオニンの摂取を勧められるのか!)



ちなみに、
アセチルコリンエステラーゼは神経組織、赤血球などに存在し、副交感神経、運動神経、交感神経の
神経伝達物質アセチルコリンを酢酸とコリンに分解します。




どうやら、肝臓に問題が多くありそうなので
GOT、GPTなどとまとめて、
その②で肝機能の異常を暴いていきたい







■フェリチン(貯蔵鉄)
 35.6!(低すぎ)


フェリチン値が40以下ですから、潜在性鉄欠乏性貧血です。
残念ながら、多くの日本の医療現場では、フェリチン値まで調べることがありませんから、見逃されてしまいます。


ヘモグロビンが基準値内でも、フェリチン値が低値では強い貧血の症状がおきます。

鉄はエネルギー産生・脳機能・コラーゲン合成などさまざまな機能に必要であり、摂食障害にも関係します。
また、筋肉にも多く含まれ、エネルギー供給にかかわっているため、不足すると運動でのパフォーマンスを十分に発揮できなくなります。

フェリチンは、男性や閉経後の女性では150〜200、月経のある女性では100必要。

貯蔵鉄 (フェリチン)の値がおよそ40〜60くらいからさまざまな症状が改善され、
体調が良くなったとおっし ゃる方が多いです


※悔しい!!


2ヶ月間では貯蔵の枯渇は補いきれなかったらしい。
ただ、もしこのヘム鉄飲んでいたなかったら、もっとひどかったのかも…
というか、1年間、DHCのヘム鉄の飲んでたぞ!それでこれだよ!!


まったく、なんとお金と時間の無駄を…
















■遊離脂肪酸(FFA) 0.93!(高すぎ)


解説には


『体内におけるエネルギーの利用障害があります。
 糖質の代謝に影響があります』


と記載されているのだけれど、
この、ユウリシボウサンって良く分からない。


これが高いのはきっと、糖質とか脂質とかLDLコレステロールとか、
なにか、太るイメージだったり血管を詰まらせたりする阻害物が多すぎますよ!!って事を言っているのだと思う。


それは、もちろん、食べたものをエネルギーにきちんと代謝するだけの力を持っていない細胞レベル(栄養状態)を
作っている自分が悪いが、そもそも、過食症があるので、ようは食べ過ぎ、身体に阻害物を入れすぎ…って事なんだろうなぁ涙



一応、遊離脂肪酸についても調べてみたので
参考程度に載せておきます(自分でも読み返さないとね…)






遊離脂肪酸が血液中に増えてくると、摂食中枢の神経細胞を刺激し、
満腹中枢を抑制します。(満腹が抑制=お腹へった状態)

その結果、「食べたい!」 という空腹感が起こってきます。


阻害物を、食べれば食べるほど食事は止まらないという罠orz






遊離脂肪酸数は脂肪組織の中性脂肪のホルモン感受性リパーゼによる分解とFFAの放出,
肝臓での取り込みによって調節され,糖・脂質代謝状態を反映している。

過剰の血清FFAは、筋肉でのグルコース取り込みと利用を抑制し、
肝臓での糖新生を促進する。

そのため、脂肪組織から分泌される過剰のFFAが全身的なインスリン感受性の低下をもたらす。


遊離脂肪酸が多いと、糖をエネルギーに使い、
糖を放出できなくなってしまって、太るしエネルギーの素はあるのに
エネルギーとして使えないから、エネルギー不足を感じる。


エネルギーを得るために、食べることが加速するorxz






FFAの測定は糖尿病や高脂血症などの代謝性疾患の病態把握に有用である。

遊離脂肪酸の上昇、
体中ケトン体陽性は、低血糖症を強く疑わせるもの。























要注意パート









カリウム 3.8!


画像


過食嘔吐が激しくて常習化をしていると、電解質のバランスが悪くなって、
カリウムの値は心臓が停止するような値まで、平気で下がってしまう。


これを頑張って飲んでいたので、なんとか、3.8ELをキープ。


一番ひどいときは1.8くらいまで下がって、即、入院勧告だったからなぁ〜
(食べても吐くのではいさ病棟で点滴でカリウムを入れるしかない)






■LDH 190

LDHの参考基準値は120〜240ですが、200以下はビタミンB群の不足のために
疲労物質を除去する能力の低下を示し、非常に疲れやすい状態です。

本来は200以上は
欲しいところです。
LDHが低いと疲労物質がある乳酸を分解できないので
とても疲れやすくなります。






■血清亜鉛 96

亜鉛も75と低値でしたが113に上昇しています。

100未満は、至適値には足りないのかもしれない。








■間接ビリルビン 0.6


基準値:0.2-1.0

間接ビリルビンは血管内溶血(赤血球が壊れやすい状態)を意味しますが、よくある原因は、「活性酸素ダメージ(=サビ)」です。
赤血球の細胞膜がサビることにより、赤血球が壊れやすくなるわけです。




インスリン 3.0

空腹時インスリンが初診時は1.0と低値でしたが、過食嘔吐などのために食後のインスリン過剰分泌がある患者様では、
空腹時のインスリンは低値を示すことが多くあります。
7ヵ月後に3.5と上昇していることはインスリン分泌能が改善していることを推測させる結果です。


上記の記述(ハイージアクリニックHP)を参考にすると
12時間絶食の検査値で3.0というのは過食嘔吐者としては
そこまで悪くない…って思っていいのかな?







■MCHC 33.1


基準値:30.2-35.1

MCHCは、32以下では低値です。
特に、女性の場合は、不定愁訴の原因となります。


上記を参考にすると、一応、セーフ?
けど、本来は35に近いか、あるいは、エネルギッシュな人は、
もっとあるのかも。











■白血球像:好中球 56.4%!
■リンパ球 37.7%


白血球には大きく分けて、顆粒球(主なものは好中球)と呼ばれるものと、
リンパ球と呼ばれるものがああります。

そして、それらの白血球がそれぞれ自律神経の支配を受けていることがわかったのです。

つまり、好中球は交感神経によって刺激され、リンパ球は副交感神経で活性化されるということです。

そのような状況下では、交感神経が優位となり好中球が活性化され増加します。

(私に還る処方箋 溝口徹 文芸社)より





※白血球(好中球60% リンパ球40%)


この6対4のバランスに近い値でいるときに
体内のホメオスタシスは正常に保たれ続ける可能性が高い



細かい話になりますが、顆粒球には「好中球」「好酸球」「好塩基球」という3種類があります。


検査の値では60%が正常値のところ、56%と、やや値が低い。
好中球とリンパ球の値は相対的なものなので、好中球の値が減れば白血球の割合の中でのリンパ球の値が上昇する。



「交感神経が働くと顆粒球が増え、副交感神経が働くとリンパ球が増える」
と考えると、この検査結果からは、やや交感神経の働きがやや鈍っている事になる。


実際に検査結果の解説には
「白血球における好中球の割合が”低下”しています」と書かれている。


そう考えると、交感神経がやや弱いから活動すべきときにも気合もパワーも湧いてこないし、
副交感神経が優位なので頻尿だったり下痢の周期が多かったりする(≒IBS?)のかもしれない。


































頭の回転が止まったので中断




その①は、ここまで。
このあと、SNS徘徊したりオリンピック観たり過食嘔吐したり、
文字を打てる状況にならないと思うので、とりあえずここまで。


どんなに集中したいことがあったり、会いたい人が居たりしても、
過食の衝動性には勝てないのが摂食障害の人の、なんとも虚しい生き方だよね。


いっけん、食べたくて食べている、好きなことを好きなだけしていて幸せなはずなのに、
事実は全く逆で…。