自分の身体を道具のように扱う。道具は自由に使えるのだ!!



何でも思い通りになる。
コントロール万能が蔓延している。


ネットやコンビニ、携帯メールなど
すぐに要求が、欲求不満がすべての事が思い通りになる社会。
それゆえに、ゆっくりとしか変化していかなかったり結果に近づく状態に
耐えられない人たちが増えている。


人間をペットを、そして自分の身体さえ、、
あたかも、願えばスパッと色々な良い条件に変化しくれる道具でも扱うかのように…。










■拒食症=コントロール願望の集結








拒食症の人たちは
意志の力で食べまいとする。
ですから、自然の食欲に任せて食べるとか眠くなったから眠るとかっていうような
生き物として動物としての生き方がもうできない状態に私たちはなっている。



つまり、
摂食障害になる人は自分の身体を道具のように
扱ってきたと言えます。
自分がどんな人間であるかを見せるための「道具」としてです。
ですから、身体が悲鳴を上げても無理なダイエットをしたり、
過食嘔吐で身体に過大な負担をかけたりするのです。








■自分のカラダさせ欲求を満たす道具



道具というのは自分が成し遂げたいことを手伝ってくれるものの事を言う。
人間が自分の身体を道具だとおもうようになった。
だとすると、身体は思い通りに出来るものになる。
望みどおりにすぐに変化させることの出来る対象となる。


自分が良い人間としての評価を得るために
人間と言う生物の摂理をもこえた道具として常に自分をポジティブに変えてくれる道具として
そして、瞬時に自分を満たしてくれる対象として。


柔軟に時々で便利なように使える道具、それは
変身願望に繋がった。







だから、0を1にする商品ではなく、0から100に一気にワープさせてくれる
サプリメント。身体の道具か時代には
モノや自己啓発などの書籍ではなく一気に願望を叶えてくれるサプリメント
求められるのは、当然の帰依だったというわけである。
③身体の道具化




人は誰しも現実対象を支配しようとする自己愛的な
欲求がある。
しかし、何らかの挫折体験を契機に彼らはその支配性の戦いに敗れ、
コントロール性が失われます。

すると彼らは
それを防衛するために新たな支配対象を探し始めます。
そのとき、彼らの元には自分の身体と言う道具があるわけです。

身体は道具なのだから
常に自分の欲求(良い自分としての評価をえる)を叶えるために
”使う”ことができる、と。



だから、あらゆる負荷を身体にかけて限界を超えようとする