帰れま10で出演者がぐったりする理由
食べ物の消化は負担食べ物の消化は、ジョギングよりもエネルギーを消耗させる活動なのです。
フルコースを食べると疲労感があるでしょ?食べ物の消化は、他のどの活動よりも多くのエネルギーを必要とします。
(ナチュラルダイエット ハーヴィーダイアモンド ディスカバー21)
より抜粋
帰れま10という番組を観ていたら、出演者の方々がぐったりしていた。
長時間の収録、ということもあるだろうが、ここでは食べると言う行為について、思ったことを。
◇消化はスポーツより疲れる
食べる事というのは、とっても疲れることなのだ思う。
そうでなければ24時間テレビとかに出演している人たちは元気に放送を終えるのに、それより短い収録時間で、
体力的にも精神的にも疲弊している姿は見れないと思う。
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食べることって疲れるんだよね。正しくは、食べ物を消化させるって、とっても体力を使う。
食べる量に問題があるって言うのはモチロンだけど、肝心なのは食べること、栄養を作り出すという作業は身体にとって大きな労働なのだと言うこと。
美味しいものを食べるって言うのは一種の趣味なんだ。楽しいから食べて、疲れるけど楽しいからオッケーみたいな。摂取と, 嗜好としての食事は分けるべきなんだと帰れま10学び
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同じ日の夕方に、食をメインとしたバスツアーの特集をやっていた。
食べることは娯楽なのだ。
食べ物を胃に入れるという疲労感。
趣味と一緒。
食べることで得られる快感と疲労感は
バドミントンをしたあとに得られる快感と疲労感と遜色ない。
食べると言う行為は、体力を蓄えるのではなく、体力を使い果たす作業なのだ。
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だから、たとえば、拒食症患者さんが、元気に飛び回るのは、食べ物を消化する力を使わなくて済むから、
余計にエネルギッシュなのだろう。
拒食症は問題だとしても、「人間は食べなきゃ生きていけない」っていって、必要のない食べ物を消化させることにパワーを使ってしまうのは、
なにか人生を損する気がする。もちろん、食べることが趣味である人なら、趣味でパワーを使っているのだから、苦痛は無いのだろうけれど。
栄養補給としての食事、そして嗜好(趣味)としての食事はしっかり区別すべき。
趣味で食べるってのは疲労感が伴う食事と言う嗜好品なのだから。
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体内を、脳の欲望を満たすためのゴミ箱のように扱っていることに、なぜか気づけない現代人。人々の心が貧しくなるにつれ、貧しさを満たしてくれる手段は食事だけなになっていくんだろうね。ーーーぜんそくや皮膚炎はファストフードと関係? http://www.cnn.co.jp/world/35026885.html
- 作者: ハーヴィー・ダイアモンド
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