意識があるときにしか吐かないなら、それは摂食障害

ハウス:水を飲むために真夜中に起きたりする?

患者:えぇ。2時間ごとに。

ハウス:なら、君のセラピストは大バカだ。意識がなければ強迫観念は起きない。君は尿崩症だ。

患者:まさか。キャンディだって常に食べてるし。

ハウス:糖尿病の一種だ。下垂体機能の異常からくる病気




寝てても戻すなら別の疾患


「過食をして、疲れ果てて眠ってしまう。吐き終わらないと許せなかったが睡眠中に嘔吐することなく朝を迎えた。」


…これができたなら、それは消化器系の問題ではなく、意識(心・脳・考え方)の異常である。だって、臓器はちゃんと機能してくれたんだから。寝てて(意識が無くて)も吐くなら、それは臓器の問題かもしれないけれども。



「完吐しないと自分を許せない」
「吐いてすっきりした後じゃないと眠れない」

というような強迫観念・強迫行為が出来ない状態(=眠っている時)にあるときに、食べた物を吐かずに身体がちゃんと処理してくれるのであれば、それはいわゆる心の病である。


過食の直後に眠気に襲われて、朝まで眠ることが出来なくてゲロでシーツが汚れてないのであれば、
それは身体がしっかりと自分達の仕事をしてくれる能力を持っている証拠なので、”意識”に重点的に取り組んでいけばいい