「のどを押し嘔吐」と咽頭反射と嘔吐中枢

◇のど押し嘔吐が成功する理由


■歯磨き時の吐き気は、なぜ起きる??
吐き気と胃の病気は結びつけて考えがちですが、
歯磨きのときだけに吐き気が起こるのであれば、胃が原因ではなく、咽頭反射だと考えられます。


たとえば、風邪をひいて内科にかかると、口を開けて、喉の奥を診察しますが、
このとき咽頭(のど)が刺激されて吐き気をもよおす経験をされた方も少なくないでしょう。


この咽頭(のど)を故意に押すことで吐き気をもよおすことができるので、
「のど吐き」型の嘔吐者がいるのは、このためでしょう。


ただ、恐らく「咽頭反射」なんて、知識として得ているはずは無いんだけど、
それでも、必要な”術”を自ら見つけて身に付けるのは、さすがだなぁ〜と感心した読書時間だった。






■感情の働きによって、吐き気が生じることも
たとえば嫌なものをみてしまったり、強いストレスを感じたときなどです。

胃や十二指腸は自立神経によって動いているので、
なんらかのストレスが自律神経のバランスが乱れて吐き気が起こる場合もあるのです。









摂食障害といっても、もしかしすると、最初は精神病とはえない


食欲はあってもたくさん食べることができないと言う場合、胃のゆるみが弱いことが考えられます。

胃は食事が入ると、胃底部の筋肉が緩むために、たくさん食べることができるようになりますが、
ゆるみが弱いとたくさん食べられません。


胃のゆるみが弱いのは体質的なことも考えられますが、
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の方も、ゆるみが弱いことが胃もたれの原因になっています。