服に合わせて身体を痛みつける < 身体に合わせて服を選択する力
■ある苦悩
気付いたら摂食障害になってたよ。これが想像以上にきついんだ。
風邪みたいに特効薬があるわけでもなければ、ほっとけばすぐに治る病気でもない。
幼少時からの親との関係とか、精神的なものの影響が根底にあるらしいから
それを治していかなきゃならない。
時間がかなりかかる。治療を投げ出したくなる。
自分は自分っていうスタンスは今も変わらないんだけど、その矛先が悪い方向に向いてる気がする。
言葉では表現し難いんだが、メンヘラ臭の漂うことばかりしてる…自傷から始まり性的逸脱とか…
小さい頃の私は、まさか私が将来こんなふうになるとは思ってもみなかっただろうな。
誰に助けを求めたらいいのか。どうしたら助けになるのか。
■コメント
できないこと 苦手なこと は全て過去の、特に幼少期の経験トラウマだ と言いがちだが、
他の人は、そこで回避する術を大人になるうちに学んでいって、 長い年月、ちゃんと苦しんでからっと気がつく人もいます。
因果応報で成り立っているのなら努力だって報われるべきでしょ。もちろん、悪くなったのも原因を招いた自分のせいだけど。
- 作者: 水島広子
- 出版社/メーカー: さくら舎
- 発売日: 2012/10/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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■必要なのは「頑張り」ではなく「癒し」
本書でいう「生き方を変える」ということは、自分にとって最も自然な形にしていくこと。
今までのように、流れに逆らって苦しみながら頑張るのとは、全く逆の方向です。それは、魚が川の流れの中、自然にスルスルと泳ぐイメージ。
人間の生き方には、持って生まれた性格や、育った環境、周りにいた人たちの性格や価値観、今までの人生で経験してきたことなど、さまざまな要素が反映されています。
その結果として、ある生き方をするようになるのは、必然とも言えるもので、
頭で変えようとしても、なかなか変えられるものではありません。そもそも、今の生き方は、ごく当たり前のものだと思っていて、
問題意識すら持っていない人も多いでしょう。