強迫性スペクトラムとしての摂食障害
:優しい名無しさん:2009/08/03(月) 19:19:24 ID:023WyfDD
また食べ過ぎた(>_<) 困った…
568 :優しい名無しさん:2009/08/03(月) 19:34:36 ID:1UE95FJD
↑ うらやましい。
俺なんて、食えねえから、骨が飛び出してきたよ。
食いすぎでも、食える方がいいよ。
もう、体中、骨、骨、骨。
とほほ。
569 :優しい名無しさん:2009/08/03(月) 20:13:55 ID:023WyfDD >568
食べられる時に食べようとガッツイたら吐きそうだ(>_<)
この繰り返し…まずいな
(2ch 強迫性障害スレッド)より
…
上記のヤリトリは順に、おそらく
と思われる方の書き込みだと推測して話を進めていく。
◇食べるとバチがあたる。吐かないとバチがあたる…
強迫性障害とは、医学的ではないけど、僕が思うには、
「無意味で馬鹿馬鹿しい行為と思っていても止められない自分に苦しむ」
という解釈をしている。
たとえ、過食と嘔吐にメリットがあるとわかっていても、それでも、
”無意味で馬鹿馬鹿しい行為”だという認識が消えるわけではない。
■強迫性スペクトラム
・抜毛症
・チック障害
・強迫性パーソナリティ障害
・摂食障害
摂食障害合併率は20%前後といわれている。
つまり5人に1人は「食べなくちゃ、吐かなくちゃ、食べたらいけない」
という思いに摂食障害が発現している可能性が。
■手洗いや施錠の代わりに職と言う舞台で強迫性
摂食障害とは10代後半から20代前半にかけて発症しやすい。
食事と体重、体型に対する”こだわり”である。
摂食障害はOCDスペクトラムの中でも
もっとも強迫性障害との関連が深いものであるといっても過言ではなかろう。
下坂幸三氏は摂食障害を「食を舞台にした強迫症」であるとした。
■強迫行為
強迫行為の本質のひとつは「罪悪感」なのでは?という意見も。
これをやらなかったら「すごい悪いことが起こりそうだ」とか「やっぱり俺は駄目な人間なんだ」という
ネガティブな感情が起こる。
そういうプレッシャーで、精神がピリピリ追い詰められてくる。
習慣化していたことを1日でもやらないと
気分が浄化されないと言うのはまず身体的実感としてあるはずで、たとえばm
「この前、吐ききれなかった翌日は朝から胃がムカムカしたし、体重を測ってショックを受けた。」
っていう記憶が多少でも強迫性をおびるようになり、
「今日も食べてしまったら吐かないと…」という風になっちゃう。
せっかく、(不健康な)ダイエットが成功してきているのに、
「1回でも休んだら、自分はダメ人間に逆戻り」というところまで極端に思い込んでしまうと
不安も増して強迫観念になる。
いつの間にか、嘔吐することのメリットよりも
嘔吐しないことへの罪悪感が勝ってしまい、罪悪感を消すために強迫行為(過食嘔吐)を行う、なんてことも…。
■さいごに
大事なのは強迫行為への衝動を押し込もうとすることではなく、強迫観念や強迫行為への衝動を無視し、
何か他の事に着手する努力をすること。
強迫行為によってスッキリするのではなく、
強迫行為をやめることによってスッキリする(治療にはかなりの時間つく通が伴うようですが)ことです。
参考文献
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