虚血性“足の裏壊死乾燥症候群”



◇何歳の足の裏だと思っちゃいましたか??






















※高齢期を迎えた人間の画像ではありません。
 27歳の男性の症例です。
 冷え性で乾燥肌で血流不良の生活が小学校から始まっていて
 それを全くケアせずに放置していおいた末路です。








■遺伝とか体質とかって思っているものって実は…


小学校の3,4年ころに、保健室の健康診断で「あなたは乾燥肌ですね」
といわれたので、「乾燥はだってこういうもの」なんだろうなぁ〜って、
自分に言い訳してたけど、
皮膚にダメージが与えられるってのは、基本的に、その皮膚の部位にまで血流が届いていなくって
(血液の中には酸素や糖などの栄養素が運ばれているので、そこ血流が来なければ
 その部位は、だんだんと栄養不足になって年齢不相応の症状が出る)


血流が末端まで来ないから、手足は真夏でも冷たいです。
いっつも、冷えている…。





■血液を甘く見ていた代償


血流が悪くなることによって
直接的に影響を及ぼしてしまうのが「冷え」の問題。


血めぐりが悪くなると老廃物が溜まり、細胞は活発に働かず、
結果的にそこは冷えていってしまいます。


「喉が渇いたときには、もう、水は無い」という歌詞があるが、
体内での水(人間の原動力=血液)をナイガシロにしていた代償が、ここにくる。


「いつか決まってやってくるのは総決算」








■虚弱体質(筋力が無い)と血流が滞る


下肢(=足)の筋肉を動かすと
血管が収縮する・拡張する「乳搾り効果」によって全身の血流が良くなるのです。


これが下肢の筋肉が「第二の心臓」と言われるゆえんですが
こうして、末端からの血液の戻りがよくなれば、全身の血行がよくなって身体が温まります。







■胃腸が冷たいので末端に送る余裕が無い


一口に「冷え」といっても、体感パターンはさまざまです。



・末端冷え…手足が冷たいと感じる


・低体温…とにかく全身が冷えて元気がなく貧血気味。


・内臓冷え…手足が冷たいどころか、ほてりをかんじるが、実は身体の心が冷え切っている






どのタイプの冷えであったとしても、
まずは、おなかを冷やさないようにすることが大切です。



なぜなら、身体が最優先で温めようとするのは内臓です。


のんため、内臓が温まっていないと
下半身や末端に送られるはずの血液も、内臓に優先的に送られていきます。


ですから、たとえ手足の冷えが気になる方でも、
内臓を温める必要がある。