「緊張しない」たった一つの方法
◇緊張する人=自分の事ばっかり考えている
■相手の幸せを考える
ずいぶん前、まだ小学生だった娘から、講演について
「大勢の人の前でお話して、どうして緊張しないの?」と聞かれたことがあります。
そういえばどうしてだろ?と考えて私は
「うーん、自分の事を考えていないからかなあ。
話の内容を理解してくれているかな、とか、ちゃんと気持ちが伝わっているかな、とか聴いている側の人のことしか考えていないよね」と応えました。
「聴いている人」に意識を集中させると「見た目」が気になる心を完全に手放すことが出来る。
聴いている人とのつながりも感じられますし、あとで「自分はどう思われただろうか」などと
気に病む事もありません。
(「見た目」が気になる!症候群 水島広子 主婦と生活社)より
■幸せになることなど出来ない
人間は誰かに幸せにしてもらうことも、
自分だけが幸せになることもできない。人間に出来るのは恐らく、誰かを幸せにすることだけなのだ。
(どれくらいの愛情 白石一文)
■幸せに見える人は、誰かを幸せにしている人
自分を大切にするというのは
「自分だけ」を大切にすることだと
そう思ってしまったのではないでしょうか。
自分のことしか大切に出来ない人は
みんな孤独になってしまい、いつしか心を病んでいきます。
他者を大切に出来ない人は自分の人生をも無為なものにしている。
幸せそうに見える人は
必ず「誰か」を幸せにしている人です。
(「育てにくい子」と感じたときに読む本 佐々木正美 主婦の友社)
結論
緊張しないためには「自分から離れる」こと。
「自分は恥ずかしい思いをするかもしれない」
「自分は馬鹿にされるかもしれない…」
こんな風に自分の事ばかり考えている人、つまり、相手への事ではなく
「自分がどうなるか?」を考えて生きている人は、ずーっと緊張する自分を超えられないし、
誰かに幸せを届けることも出来ない。
ある種の摂食障害者も、きっと、
「自分がどう見られているか」ばっかり考えているので、
そういうことがおきたんだと思う。
(ただ、そういう風に考えざるを得ない環境があったことも事実なので
全てが自己責任ともいえないが)
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