「タンパク質なら過食してもいいのか!!」って思うんだけどね…

ストレスがある状況で、食事量が少なくなることは、よりいっそう交感神経の緊張を促します。そしてたまに食べる少量の糖質でも過剰に反応し、多くの精神症状を引き起こす原因になります。

通常や強い疲労感と抑うつ感が主な症状ですが、イライラや幻覚幻聴なども見られます。

ストレスで食欲が無いときほど、食べたくない蛋白質を食べるように注意しなくてはならないのです。

ホッファーは、彼の著書の中で、『どんな不快な症状が出たときにでも、それは蛋白質を食べろというサインであると思いなさい』と述べています。


モヤシでもヨーグルトでも、結局、気持ち悪くなって吐いちゃうんだよね。
だからきっと、カロリーとかお肉がついちゃうとか、そーいう意味で食べ物を毛嫌いしているのではなく、
何か、胃や腸に食べ物が入ったことに対する嫌悪感と消化を待てない忍耐の欠如があるんだろうなぁ…。











◇ダイエットの評価軸が体重だけだった不幸




「最近、なんだか腕や脚が細くなってきた。やせたかも!」と思うかもしれないが
それはダイエットがうまくいったわけではない。


体内のタンパク質の不足を意味するものだから、
脳に必要なタンパク質が枯渇し始めたサインと考えるべきなのだ。





■タンパク質不足は頭の回転を悪くする


脳のエネルギー源として働くのが「糖質」なら、3大栄養素の「タンパク質」と「脂質」は
脳の基本構造を中心的につくりあげている栄養素だ。

タンパク質は脳内神経伝達物質の原料となり、
脂質は細胞膜を作っている。

爪、髪、皮膚、骨、歯、筋肉といった人間の身体を作っている主原料は
タンパク質だが、脳内の情報伝達にも深く関わっているのだ。


食事によって体内に取り入れられたタンパク質は
消化酵素アミノ酸に分解され、血液の流れに乗って体の各器官へと届けられている。




タンパク質は酵素の原材料となり、
神経伝達物質を作り出している。


タンパク質をとることは、脳にとっては最重要課題なのだ。





■血糖値急上昇という問題


精製食品=白いものは、吸収のスピードが早く、
血糖値の急激な上昇を招きやすい。


野菜の持つ食物繊維を先に食べると
血糖値の上昇を抑制してくれる。







■入れ替わる物質の”質”を上げることが大切


同化=異化…細胞の機能は一定


同化<異化…細胞の機能低下=老化


同化>異化…細胞の機能アップ=アンチエイジング





言うまでもないが、細胞膜も細胞も、それをつくる物質は食べ物(栄養)から供給される。
供給された栄養は分解(異化)されて、必要なところで使われて、排泄される。


しかし、その流れとは別に、使われたあとに再び合成される(同化)という流れもあるのだ。


子どもの頃は、夏にできた日焼けも秋の終わりには消え始め、
冬には元通りになる。




ところが、大人になると、日焼けが消えにくくなるだけでなく、
とくに色素沈着やシミとなって長期間残るようになる。

新しい皮膚をつくり元の肌色になる過程も、再合成(同化)ということができる。