低体温シンドローム



起床時の体温(34.9)・・・
小学生低学年のプールの授業の時、
クラスの女子の何人かが35℃くらいで
「女の子って体温低いんだなぁ」とか、思ってたけど、
もう、それを超えてしまっているっていうね。。。


けどまぁ、一応、夕方を過ぎて計ってみると、36℃くらいには上昇してるんですけどね
(健康優良児は多分、37度前後が平熱だと思われるが…)












◇食べない→燃えない→温度上がらない→脂肪蓄積






体温低下=QOL低下





■燃焼材料を補給しない(食べない)ことの非効率さ■


人間の身体には
生き延びるために色々な機能が備わっています。
痩せた身体の水準にあった消費エネルギーは
体型が戻って筋肉がしっかりするまではなかなか元に戻りません。


一般に、人間の身体は
「痩せるときは筋肉から、太るときには脂肪から」という
生き延びるための原則がある
だから、いったんダイエットをして痩せた身体が本来の調子を
取り戻すのはそれなりの時間がかかる。



「痩せた身体」を目指してダイエットをするということは
体にとっては生存に必要なエネルギーを得られないと言う危機ですから
身体は省エネモードになる。


それまでと同じ調子でエネルギーを使っていたら
消費エネルギーの方が上回って命のリスクにつながるから、
生き延びるために
消費エネルギーを減らす。


これは、基礎代謝量の減少として観察されるもので、
安静時に消費するエネルギーの総量が減ります。
体温が低下し、心拍数も減り、エネルギー消費の高い筋肉から
優先的に減らすことで、全体に省エネモードになるのです。











■冷え=内臓温度の低下


内臓温度が低下すると、まず血流が悪くなります。
すると下腹部に「うっ血」が起こり、胃腸、肝臓、腎臓など各器官の働きが低下します。


それによって、「免疫力」や「代謝」が悪くなり、くすんだりむくんだり、
という不快な症状が起こってきます。


ダイエットとリバウンドを繰り返しながら、なかなか痩せ難いと言うのも
代謝が落ちているからですよね。


さらに、内臓温度の低下は、自律神経の乱れを起こしてしまい、
自分の感情をコントロールできなくなります。
そうなると、イライラしたり、逆に、うつ状態になってしずんでしまったりする可能性があるということもわかってきました。


低体温症の女性たちも「内臓温度)が低下していました。
そのため。、朝は体温が低く、昼間になると上昇すると言う
いってみれば、変温動物のようになってしまったのです。


人間は本来、「恒温動物」であるはずなのに、「自律神経」が乱れてしまっているので
このような症状が起きているのです。







■痩せ型なのにおなかぽっこり


体の内側にある「腸腰筋」などの筋肉が衰えると
胃腸などの内臓がダラーンとさがって、いわゆる「胃下垂」状態になります。


すると下腹部が「うっ血」しやすくなりさまざまな弊害をもたらすのです。





■からだがプチ冬眠状態になる=うつ傾向



内臓温度が低下しバランスが乱れると副交感神経が過剰に緊張して
「交感神経」の働きが悪くなってしまいます。

すると「だるい」「面倒くさい」と常にやる気のない状態になり、だんだんと
「うつ傾向」担って言います。

これは簡単に言うと「プチ冬眠」状態です。

動物が冬眠するときは体温を下げ、心拍数を減らしてエネルギーを使わないようにしています。

人間も体温が下がってしまうと自動的に活動しないように「自律神経」が働くのです。

つまり、頭はおきているのに身体は冬眠中。

























低体温とホルモンと自律神経と摂食障害


摂食障害の人は「低体温・冷え性


ストレス状態が長期間続くと、身体はストレスに対応しきれなくなり、
バランスを崩し、良い状態を保てなくなります。

それが「病気」の始まりです。

こうした病気発生のメカニズムに大きく関わっているのが
「自律神経のバランス」と「ホルモンのバランス」です。


性的欲求不満という「ストレス」を溜め込んでしまうと、
視床下部の指令系統に誤作動が生じ、食べ過ぎや食べなさ過ぎという、
いわゆる「摂食障害」になりやすいということが
いえるのだと思います。

私たちは日々の生活の中でさまざまなストレスを感じながら生きています。

身体はそうしたストレスに反応しながら、
肉体的にも精神的にも常に良い状態を保とうと、
日々ベストを尽くしているのです。

でも、そうしたからだの頑張りにも限界はあります。


人間はストレス状態が長く続くと、自律神経のバランスや、ホルモンのバランスを崩してしまいます。

このバランスの崩れが多くの病気の原因となっているのです。












■体温が上がれば、すべてがうまくいく



体温を恒常的に上げることは
絶大な健康効果があります。

低体温はストレスがもたらした結果でもあります。

その結果を意識的に変えることで、身体の機能を回復させ、
ストレスに対する抵抗力をつけることができるのです。

では、なぜ体温を上げるだけで、
健康を手に入れることができるのでしょう。

体温が高くなったとき、最初に変化するのは血流です。

低体温が血流を悪くさせるのとは逆の理由で
体温が上昇するとそれだけでも血流はよくなります。

血流がよくなると、
ストレスによってダメージを受けていた細胞に糖(グルコース)という
エネルギー源が供給されます。

それと同時に、体温アップによって酵素活性も上がるので、
エネルギーを効率よくつくりだすことができるようになります。


こうして細胞がストレスから回復すると、
その情報が脳に行き、脳の視床下部から下垂体へ
そして自律神経、ホルモンへと伝達されていきます。

こうして良い情報が伝達されていくことによって、
身体全体の機能も正常に整っていくのです。


お風呂や温泉、サウナなどで身体を心から温めると、
身体中の疲れがとれたように感じますが、
それは細胞のストレス状態が回復するからなのです。






そして、体温が恒常的に上がると、
自律神経の乱れそのものが改善されていくので
その情報が体温中枢のある脳の視床下部に行き、
視床下部の負担が軽減されることによって
同じ視床下部から分泌される生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンが整い
良い影響が現れます。


体温がたった一度上がるだけで、
これほど多くの、いえ、本当はもっと多くの恩恵が身体にはもたらされるのです。